聞き取りやすい声とは、どの様な声だろう?
そう考えて、まず聞き取りにくい声を上げてみる。つまりはその声以外が一般的に聞き取りやすいとされる声だから
<聞き取りにくい声>
・ボソボソ 小さな声
・滑舌 グチャっグチャの声
・先頭 語尾 が小さくなる声
これらの声が、聞き取りにくい状況は誰もが経験してきた事だろう。
さらに
<嫌がられる声>
・上擦った声
・甲高い声
これらも聞くというシンプルな事に、ストレスを与えて、聞き手の耳を閉じさせている。
つまり、大きな声でハッキリ、滑舌ハキハキ先頭語尾に注意し低い重な声が、聞き手には理想といえる。
例えば、サザエさんの穴子さんの役でお馴染み、若本規夫さん。若本さんの声はその渋みがキャラクターのもつ個性を6段回くらい引き上げている。事実、プリズンブレイクでは惨忍極悪非道のセオドアバックウェル.テーバック(ロバートネッパー)を、より惨忍に仕立て上げる。特にシーズン2動物病院の先生に腕の手術を依頼、その後の殺害に至るドラマは悪役としての最高傑作の恐怖を聞き手、視聴者には与えている。
演劇において、熱くなるとその声の重要性を軽視しがちな役者は物凄く多い。第一線で活躍する役者は決してそんなことはない、こえの重要性から楽屋には加湿器、喉を鳴らすトレーニングを欠かすことはない。
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