声の重要性 1頁

Stay home が続くなかで、時間の使い方を間違えてはいけない。

アルバイトをやりながら、単発で撮影、舞台を、これまでは経験してきました。撮影や、舞台の前日も深夜までアルバイトを入れていました。そのために準備が不足した現場がいくつあっただろうか。

今の時期だからこそ、そうした準備出来なかった面を強化すべきではないだろうか。 インプットばかりで、アウトプットが出来ていない作品、本、カラダの使い方などを、自分のインプットをこのブログの綴ってみる。

役者にとって最も大切なこととは、相手にセリフを伝えることである。

どんなに役作りに時間を掛けようとも、肝心のセリフが、誰に向けて投げかけているものなのか?それが分からければ観ている人は離れてしまう。

誰に何を、相手の立場考え方によって変化させて、それを相手に伝えるだけ

ただ、それが基本であるが、一番難しいところ。多くの人はセリフを伝える事が出来ていると思っているところ。自分も間違いなくそうだった。今もその気を抜けば目の前の観客を、演者を全て置いて行ってしまう。そんな危機感を一生背負っていく事が役者だと思う。

役者として、舞台を幾つか経験、撮影も順調の本数を伸ばしていたころ、

ある舞台のオーディションで言われた

「中村くんは良い。感情も演出も良いものがある。だけど、お客様を置いていってるよね」

そのときは、全く分からなかった。そして府に落ちなかった。自分が出した最高のパフォーマンスで、何を言ってだ?っこの人は?なんて思ったものだった。だが、今では、あの時の言葉が身に染みている。

そう声だった。あの時に審査員だった二人が言いたかった事は、

「あなたの声は、誰になげているのか分からない。なにを言っているのかわらない」

という事だった。恥ずかしながらも、自分の声にはかなりの自信を持っていたので分かって初めて落ち込んだ。

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