殺戮にいたる病 我孫子武丸

偶然、運命、たまたま、必然、出会いは本当にわからない。この本に登場する人物たちはもその運命に巻き込まれる。そのタイミング、そこにいたから、それをしていたから、出来事があったから、、、、

計画のない犯行と、残忍さがこの本には書かれてあり、犯人の行き過ぎた性の倒錯、そして加害者被害者すべてを巻き込む人ごととは言えない、いつ自分が自分の周りがそういう巻き込む巻き込まれるになるのか、読み終えてからはズンと心が重くなる。

ただ、バラバラにあったパズルが、頁を進める毎に繋がり形をつくることは、この本に限らずどんなことよりも面白い。

この本を読むきっかけも必然だったのか、、人生とは偶然の産物で出来ている。

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