監督

作品一本一本が勝負で

作品が撮り終わっても、公開初日が近づくにつれて想像を絶するストレスが襲う。

作品は、お客さんに届くのか?ヒットするのか?興行収入は?採算はとれるのか?

そのプレッシャーの中、そして何十、何百人のスタッフと、役者、関連施設をおさえ、カメラワーク、音、脚本、照明、演技

あらゆることをチェックしなければならない。その仕事量は役者の台詞覚えとか、そんな比ではない。

ヒットにつなげるには、それだけの作品知識も、時には気持ちを曲げない芯の強さも必要になってくる。

相手は観客だけでなく、スポンサーだったり、世間だったりする。

その数々のハードルを越えてきた監督たちが、いま第一線で活躍している。

そんな監督の名前を知らないとか、作品を観てないとかで、仕事を取ろうとしていたことがまず間違っていたし、どれだけ自分の力を過信していたのかと恥ずかしくなる。

自分に足りないのはまず作品知識。もっと観る。少しの時間でも、そして記憶して記録も残す。もし万一、監督と話せる機会がくるときに、話題に繋げる、その準備を今からでも遅くない徹底しよう。

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