裁判所は、刑事ドラマや映画のシーンでは頻繁に使われています。これから出る作品にもきっと活かせると思い、初めて東京地方裁判所の傍聴に行きました。
何度も映画やドラマで観ているため、一度も行ったことはないけれど、その場所、人がどんなことをしているのかを断片的に知っていました。
しかし生のものは違う。もちろん同じところもありました。事実内容があり、被告人、裁判官、書記官、検事、弁護士、
判決が言い渡せれる、傍聴人がそれを聞く、ここまでは同じです。
しかし映像世界では当たり前に知っていたものが、実際に傍聴席に座り、何が争われているのかを目の前にすると色々な感情が生まれてきます。許せない怒りも感じました。
仕事として、中立を保つ裁判官、
被害者のためと検察官
被告人を擁護する弁護士
そして、被告人
事実が目の前で起こっていないからこそ、証拠や話し方、調書がとても大切になってきます。傍聴しているとその場で事件や、その人の過去の情報が入ってきます。どうしてそうなったのか、原因は何か?改善する努力はしているのか?
争点はいくつもありました。
その一つ一つを真剣に聞いて、何を感じたか、また当事者の話し方や仕草、癖を見ることが出来て、結果霞ヶ関まで時間をかけ訪問してみてよかったと思います。
一つずつ、知識と経験を重ねて
今の自分に何が出来るか、もっと俳優業に活かせることは沢山ある。
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