秋の朗読会

全5ステージやり切りました。バクバクした心臓と、震える手と、引き込んでいる感触とそれは本番中だからこそ体感できる何かだったと思います。一つ大きく進めた気がします。

舞台が出来る、観に来てもらえる、終演後にお顔を観れる、メールで感想をもらえるなど、お客様との時間を過ごせることがたのしかった。

一つ一つがとても大切な、かけがえのない時間でした

かっこいい舞台設定で、声の響き方や照明が本番中の出演者の熱量を上げます。

どこかで冷静に、客観的に見て、それでも気持ちのどっぷり入り込める瞬間というものがあって

そこをお客様に届けることが出来ている

ような、できていないような時

まだ、何となくしかわかりません。でも、聞いてもらえてる、こっちに集中している、ここは聞かせたい、聞いてくれてる、ここは緩ませたい、リラックスしてくれてる、ここはぐっと怖さを感じてほしい、感じてくれてる、早く喋るよ見失わないで、着いてきてくれる

こんなに色々な読み方を考えてやったことはありませんでした。これが大事だったのかと、これがプロなのかと思いました。何がプロと違うのか、そこがまず理解できました。

いま読んでいる「セメント樽の中の手紙」は、国語の教科書にも載っているような文学作品ですが、全部読むと13分くらいかかります。

13分座ってじっと人の話を聞くことは中々大変なことだと思います。

これを一瞬だと思わせてしまう人に、今教わっています。一瞬、とは一瞬です。大袈裟ではなく体感スピードが早すぎる、それだけ面白いからです。

「大丈夫、おれが出来るんだから出来るよ」と言ってくれます。背中が見えてるだけ有り難いです。追いかけています。

…めっっっっっっっつちゃ遠いねん焦

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